私的疑問1 |
疑問点は ”旧石器時代に(当時は陸続きだった)日本列島へ到着した人々が日本中に南下して縄文人となっていった。” と言われています。 DNA解析からも、縄文系のDNA(D1b遺伝子)が北海道、本州、沖縄にほぼ均一に分布しており。本州は中国・朝鮮の影響がやや多く、北海道と沖縄は縄文系DNA(D1b遺伝子)の比率が多い。 と言われています。 しかし、旧石器時代に大陸と北海道は陸続きだった事は判っていますが、北海道と青森の間の津軽海峡は陸続きでは無い為に、マンモスを追ってきた人がそう簡単には海を越えられなかっただろうと思われます。 人は舟を作って渡ったのかも知れませんが、今迄マンモスを追ってきた人が、そう簡単に、日本中に人が南下して行き渡る程の、大勢の人が移動できる舟は作れないだろうと思います。(各自が簡単なイカダなどを作って、決死の覚悟で、人のみ海を渡ったのでしょうか?) また、(ブラキストン線と言われる)津軽海峡を東西に横切る動物相の分布境界線がありますが。 この線を北限とするものにツキノワグマ・ニホンザル・ライチョウ・ヤマドリ・カモシカ・ムササビ・モグラ等があります。 また、この線を南限とするものにはヒグマ・エゾシマリス・シマフクロウ・シマリス・エゾヤチネズミ等があります。 また、最寒の氷河期には津軽海峡の最短部は凍りついて、”人がその氷の上を歩いて移動できた”という説もありますが、それなら人以外の動物も移動できる筈です。 以上、ブラキストン線の北と南で明らかに動物の分布が異なるのに、人のみが平気で境界線を越えて、日本中に均一に分布している事が、自分では現時点では未だ納得できていません。
[[ もし、人間もブラキストン線を越えられなかったと仮定したら、]] マンモスを追って大陸から北海道に来た旧石器時代の人達は、北海道の中では栄えたかも知れませんが、さらに本州に渡って来れた人は極く少数なのではないかと想像されます。 ( DNA解析結果通りの、「縄文系のDNA(D1b遺伝子)が北海道、本州、沖縄にほぼ均一に分布・・・」 には、成らないのでは無いかと思われます。) やはり、南の方向から、海から来た人達が日本各地に上陸して広がり、定住して縄文人となったと考える方が正しいのかも知れません。 (弥生時代以降の時の権力者によって書かれた)古事記の神話には、(真に正しい記録とは思えませんが)「淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡、本州 の順に日本が産まれた。」との記載があり、島に関しては詳し過ぎる様に思います。(外部から)海から日本を見て、日本の周辺を観察した上での神話の様に思われます。 これが、北海道から本州に渡って来た旧石器時代の人達が作った神話なら、(食料を得るためには)島は眼中に無いだろうと思われます。 そして、その海から来た人達が縄文系のDNA(D1b遺伝子)を持っていた事になります。 (しかし、D1b遺伝子は日本人に独特のDNAで、他の国には無く、僅かにチベットにD1a遺伝子が見られる程度だそうです。) (D1b遺伝子を持った縄文人が海から来たとすると、その縄文人の生まれ故郷は何処なのでしょうか?) (現時点での遺伝子研究では、D1b遺伝子は世界中で日本人以外には存在しないのだそうです。 縄文人が海から来たのなら、その出発元の故郷に残っている人達には、日本人と同じD1b遺伝子が存在する筈です。しかし、何処にもD1b遺伝子が存在しないのだそうです。) (大陸の中国・朝鮮は殆どO型遺伝子で、日本人のD1b遺伝子は全く持っていませんので、中国・朝鮮人は日本人の先祖では無く、縄文人では全くありません。)
(もしかすると、ヨーロッパ~中央アジアで絶滅したと言われている(旧人類の)ネアンデルタール人が島国の日本に安住の地を見つけて、日本全土で豊かな自然に恵まれて、密かに繁栄していたのでしょうか? <= あるドイツの遺伝子研究者の中は"日本人には絶滅したと言われるネアンデルタール人の血が入っている"と言う学者もあるそうです。 => もしそうなら、新人類では世界中に日本人以外にはD1b遺伝子が存在しない事も納得できます。 しかし、約7,300年前の鹿児島県の鬼界カルデラの大噴火による降灰の影響で、日本に暮らせなくなり、日本列島を離れた縄文人が世界各地へ散って行ったと言われています。 (一説には当時26万人程あった日本の人口が、7万人にまで急減したそうです。)(北米や南米には縄文土器が多く存在し、南米インカの一部では「自分たちの祖先は海を渡って日本から来た」と言い伝えられてるそうです。また、一部の中東へ行ったグループは4大文明以前のシュメール文明を作ったのではないかとさえ言われています。) しかし、もし、大噴火前の縄文人の遺伝子がD1b系なら、D1b系遺伝子は世界各地に散らばって存在する筈です。 従って、約7,300年前の鬼界カルデラ大噴火の前の縄文人にはD1b系遺伝子は存在せず、 D1b系遺伝子を持つ縄文人は鬼界カルデラの大噴火の後に存在している事は間違いない事実と思われます。 ) (もしか・もしかすると、墜落した宇宙船の中の遺体をDNA解析した結果、日本人と同じ遺伝子が見つかった事から、"日本人は宇宙人の血が入っている" との研究もありますが、 => もし・もしそうなら、人類では日本人以外にはD1b遺伝子が存在しない事も納得できます。 また、「人は宇宙人が(金鉱採掘の労働力確保の為に)人工授精で作った。」とのシュメール人の伝承に対して、本当の話かも知れないと思ってしまいますし、 縄文時代の(ゴーグルを着けた宇宙飛行士の様な)遮光器土偶を見ると、「やはり、地球に宇宙服を着た異星人が来ていた」かも知れないと思ってしまいます。 なお、進化論のダーウィン自身が語ったという「ヒトだけは進化論では説明できない」の説に対しても、"やはり、そうだったのか"と納得してしまいます。 ) 以上、現時点では私には、日本人独特のDNA(D1b遺伝子)を持ち、日本列島にほぼ均一に存在した縄文人が何処から来たのかが、自分では未だ納得できず、解決出来ていません。 今後の遺伝子研究や遺跡発掘が進み、更なる解明が進んでいく事を、期待して待っています。 |