仏教十三宗
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(系統)
| (宗派)
| (開祖)
| (本山)
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奈良仏教系
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華厳宗
法相宗
律 宗
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良弁・審祥
道昭
鑑真和上
|
東大寺
興福寺・薬師寺
唐招提寺
|
平安仏教系
|
真言宗
天台宗
=> 日蓮宗(鎌倉仏教法華系)
=> 浄土宗(鎌倉仏教浄土系)
==> 浄土真宗
==> 融通念仏宗
==> 時宗
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空海(弘法大師)
最澄(伝教大師)
日蓮上人
法然上人
親鸞上人
良忍上人
一遍上人
|
高野山金剛峯寺
比叡山延暦寺
身延山久遠寺
知恩院
本願寺
大念仏寺
清浄光寺
|
鎌倉仏教禅系
|
曹洞宗
臨済宗
黄檗宗
|
道元上人
栄西上人
隠元上人
|
永平寺・總持寺
建仁寺・東福寺
黄檗山萬福寺
|
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仏教十八宗
|
(系統)
| (宗派)
| (開祖)
| (本山)
|
奈良仏教系
(南都六宗)
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華厳宗
法相宗
律 宗
三論宗
倶舎宗(空宗とも呼ぶ)
成実宗
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良弁・審祥
道昭
鑑真
恵灌
道昭
道蔵
|
東大寺
興福寺・薬師寺
唐招提寺
|
平安仏教系
|
真言宗
天台宗
=> 修験宗(修験道)
=> 日蓮宗(鎌倉仏教法華系)
=> 浄土宗(鎌倉仏教浄土系)
==> 浄土真宗
==> 融通念仏宗
==> 時宗
|
空海(弘法大師)
最澄(伝教大師)
(古来の山岳信仰)
日蓮上人
法然上人
親鸞上人
良忍上人
一遍上人
|
高野山金剛峯寺
比叡山延暦寺
(蔵王権現等)
身延山久遠寺
知恩院
本願寺
大念仏寺
清浄光寺
|
鎌倉仏教禅系
|
曹洞宗
臨済宗
=> 普化宗(虚無僧で有名)
黄檗宗
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道元上人
栄西上人
普化上人
隠元上人
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永平寺・總持寺
建仁寺・東福寺
一月寺
黄檗山萬福寺
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三界 (さんがい)
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凡夫が生死流転する迷いの世界を三つに分けたもの。
欲界
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(よっかい)
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色界
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(しきかい)
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無色界
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(むしきかい)
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三垢 (さんく) |
人間の心身をけがす三つの煩悩。
貪欲
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(とんよく)
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瞋恚
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(しんい)
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愚痴
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(ぐち)
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三業 (さんごう)
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身・口・意の三つで起こす「業」(ごう)のこと
身業
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(しんごう)
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口業
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(くごう)
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意業
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(いごう)
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三毒 (さんどく)
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克服するべき三つの煩悩(貪・瞋・癡:とん・じん・ち)を指し、煩悩を毒に例えたもの。
上記の三垢と同じ意味。
貪
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(とん)
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貪欲の貪を意味し、貪り(むさぼり)とも言う。
「欲しいものなどに対して、執着する心」を意味する。
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瞋
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(じん)
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瞋恚の瞋で、瞋(いかり)とも言う。
「怒ること、腹を立てること」を意味する。
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癡
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(ち)
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愚痴(愚癡)を意味し、痴(おろか)とも言う。
「真理を知らず、物事の理非の区別がつかないこと」を意味します。
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三宝 (さんぽう)
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三宝とは、仏教における「仏・法・僧」と呼ばれる3つの宝物のこと。
仏
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(ぶっ)
| 仏は悟りを開いた人
|
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法
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(ぽう)
| 法は仏の説いた教え
|
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僧
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(そう)
| 僧は仏の教えに従って修行する出家者
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三密 (さんみつ)
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仏の身体と言葉と心によって行われる3つの行為は不思議であることから三密と称される。
身密
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(しんみつ)
| 手に印を結ぶ
|
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口密
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(くみつ)
| 口に真言を唱える
|
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意密
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(いみつ)
| 心に本尊を観念する
|
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阿弥陀三尊 (あみださんぞん)
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阿弥陀如来
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(あみだにょらい)
|
| 中尊
|
観音菩薩
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(かんのんぼさつ)
| 阿弥陀如来の「慈悲」をあらわす化身
| 左脇侍
|
勢至菩薩
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(せいしぼさつ)
| 阿弥陀如来の「智慧」をあらわす化身
| 右脇侍
|
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釈迦三尊 (しゃかさんぞん)
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釈迦如来を中尊にした三尊。
左右侍が 阿弥陀如来 と 薬師如来 である場合や、左右侍が 文殊菩薩 と 普賢菩薩 である場合や、その他を配した釈迦三尊像がある様です。
釈迦如来
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(しゃか にょらい)
|
| 中尊
|
阿弥陀如来
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(あみだ にょらい)
|
| 左脇侍
|
薬師如来
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(やくし にょらい)
|
| 右脇侍
|
釈迦如来
|
(しゃか にょらい)
|
| 中尊
|
文殊菩薩
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(もんじゅ ぼさつ)
|
| 左脇侍
|
普賢菩薩
|
(ふげん ぼさつ)
|
| 右脇侍
|
その他
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薬師三尊
|
薬師如来
|
(やくし にょらい)
|
| 中尊
|
日光菩薩
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(にっこう ぼさつ)
|
| 左脇侍
|
月光菩薩
|
(がっこう ぼさつ)
|
| 右脇侍
|
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四弘誓願 (しぐぜいがん) |
すべての仏や菩薩が共通して持っている四個の誓願。
衆生無辺誓願度
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(しゅうじょうむへんせいがんど)
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煩悩無量誓願断
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(ぼんのうむりょうせんがんだん)
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法門無尽誓願知
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(ほうもんむじんせいがんち)
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無上菩提誓願証
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(むじょうぼだいせいがんしょう)
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四智 (しち)
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諸仏が備えているという4種の智慧。
大円鏡智
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(だいえんきょうち)
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平等性智
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(びょうどうしょうち)
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妙観察智
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(みょうかんざっち)
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成所作智
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(じょうしょさち)
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四天王 (してんのう)
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仏教を守護する四つの神
持国天
| (じこくてん)
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| 東方を守護
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増長天
| (ぞうちょうてん)
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| 南方を守護
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広目天
| (こうもくてん)
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| 西方を守護
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多聞天
| (たもんてん)
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| 北方を守護
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意訳と音訳の違いで多聞天と毘沙門天(びしゃもんてん)は同じ
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四仏 (しぶつ)
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大日如来を囲む四方の仏。金剛界と胎蔵界とでは四仏の名が異なる。 ==>
五仏 参照
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五畿七道 (ごきしちどう)
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「五畿七道」とは、飛鳥時代の大化の改新(646年)に始まる古代日本の律令制における行政区画。
明治以降に北海道が新設されてからは五畿八道と呼ばれる。
仏教伝来(538年説、552年説)後の飛鳥時代から明治以降の都道府県制まで、五畿七道の国(令制国、律令国)は日本の地理的区分の基本単位であり、平安時代~江戸時代は変更が無かった。
五畿 (ごき)
|
(明治以前の)天皇の住む地域とその周辺の
「山城国」「大和国」「摂津国」「河内国」「和泉国」の5つの国で、
五畿・畿内・五畿内とも呼ばれる。
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七道 (しちどう)
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五畿以外の諸国は
東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道
の7道に区分され,同名の街道でつながった。
明治以降に北海道が新設されてからは八道と呼ばれる。
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五畿七道の国(令制国、律令国)
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畿・道 |
国名 |
よみ |
都道府県 |
州名 |
律令前の国名 |
畿内
(五畿)
(五畿内)
|
(明治以前の)天皇の住む地域とその周辺
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山城国 | やましろ | (京都) | 山州 さんしゅう (城州) (じょうしゅう) | 山背国 (山代国) |
大和国 | やまと | (奈良) | 和州 わしゅう | 大和国 |
摂津国 | せっつ | (大阪/兵庫) | 摂州 せっしゅう | 凡河内国 -->摂津国 -->河内国 --->和泉国 |
河内国 | かわち | (大阪東) | 河州 かしゅう |
和泉国 | いずみ (いづみ) | (大阪南) | 泉州 せんしゅう |
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東海道
とうかいどう
|
(畿内から東の海道)
|
伊勢国 | いせ | (三重) | 勢州 せいしゅう | 伊勢国 |
伊賀国 | いが | (三重西) | 伊州 いしゅう |
志摩国 | しま | (三重東南) | 志州 ししゅう |
尾張国 | おわり (をはり) | (愛知) | 尾州 びしゅう | |
三河国 | みかわ (みかは) | (愛知東) | 三州 (参州) さんしゅう |
|
遠江国 | とおとうみ | (静岡西) | 遠州 えんしゅう | 遠つ淡海国 |
駿河国 | するが | (静岡) | 駿州 すんしゅう | |
伊豆国 | いず (いづ) | (静岡東) | 豆州 ずしゅう |
甲斐国 | かい (かひ) | (山梨) | 甲州 こうしゅう | |
相模国 | さがみ | (神奈川) | 相州 そうしゅう | 牟佐国(むさ) (佐斯国) 牟佐上(かみ):相模 牟佐下(しも):武蔵 |
武蔵国 | むさし | (埼玉/東京他) | 武州 ぶしゅう (後に東山道から所属変更) |
安房国 | あわ (あは) | (千葉南) | 房州 ぼうしゅう (安州) (あんしゅう) | 総国
-->上総国 --->安房国 -->下総国 |
上総国 | かずさ (かづさ) | (千葉中) | 総州 そうしゅう |
下総国 | しもうさ (しもふさ) | (千葉北) | 総州 そうしゅう |
常陸国 | ひたち | (茨城) | 常州 じょうしゅう | 日高見国 -->常陸国 -->陸奥国 |
|
東山道
とうさんどう
|
(畿内から東の山道)
(現在の中仙道・日光街道)
|
近江国 | おうみ | (滋賀) | 江州 ごうしゅう | 近つ淡海国 |
美濃国 | みの | (岐阜南) | 濃州 のうしゅう | 三野国 |
飛騨国 | ひだ | (岐阜北) | 飛州 ひしゅう | |
信濃国 | しなの | (長野) | 信州 しんしゅう | 科野国 |
諏方国 | すわ(すは) | (長野) | (奈良時代に追加の後に廃止) |
上野国 | こうずけ | (群馬) | 上州 じょうしゅう | 毛野国 (けの) -->上毛野国 (かみつ けの) -->下毛野国 (しもつ けの) |
下野国 | しもつけ | (栃木) | 野州 やしゅう |
陸奥国 | むつ (みちのく) | (宮城他) | 奥州 おうしゅう (陸州) (りくしゅう) | 日高見国 (ヒタ国) -->常陸国 -->陸奥国 |
石背国 | いわせ | (福島西) | (奈良時代に追加の後に廃止) |
石城国 | いわき | (福島東) | (奈良時代に追加の後に廃止) |
出羽国 | でわ | (山形他) | 羽州 うしゅう | 越国 -->越後国 --->出羽国 |
|
北陸道
ほくりくどう
|
(畿内から日本海側を北東へ)
|
若狭国 | わかさ | (福井西) | 若州 じゃくしゅう | 若狭国 |
越前国 | えちぜん | (福井) | 越州 えつしゅう | 越国 (こし) (高志国) (古志国)
越国 -->越前国 --->能登国 --->加賀国 -->越中国 -->越後国 --->佐渡国 --->出羽国 |
加賀国 | かが | (石川) | 加州 かしゅう |
能登国 | のと | (石川北) | 能州 のうしゅう |
越中国 | えっちゅう | (富山) | 越州 えつしゅう |
越後国 | えちご | (新潟) | 越州 えつしゅう |
佐渡国 | さど | (新潟) | 佐州 さしゅう (渡州)(としゅう) | 佐渡島 |
|
山陰道
さんいんどう
|
(畿内から日本海側を西へ)
|
丹波国 | たんば | (京都西) | 丹州 たんしゅう | 丹波国 |
丹後国 | たんご | (京都北) | 丹州 たんしゅう |
但馬国 | たじま | (兵庫北) | 但州 たんしゅう |
因幡国 | いなば | (鳥取東) | 因州 いんしゅう | 出雲国 |
伯耆国 | ほうき | (鳥取西) | 伯州 はくしゅう |
出雲国 | いずも | (島根東) | 雲州 うんしゅう |
石見国 | いわみ | (島根西) | 石州 せきしゅう |
隠岐国 | おき | (島根) | 隠州 おんしゅう (いんしゅう) | 隠岐島 |
|
山陽道
さんようどう
|
(畿内から瀬戸内海に添って西へ)
|
播磨国 | はりま | (兵庫西) | 播州 ばんしゅう | 針間国 明石国 針間鴨国 |
美作国 | みまさか | (岡山北) | 作州 さくしゅう | 吉備国
吉備国 -->備前国 --->美作国 -->備中国 -->備後国 |
備前国 | びぜん | (岡山南) | 備州 びしゅう |
備中国 | びっちゅう | (岡山西) | 備州 びしゅう |
備後国 | びんご | (広島東) | 備州 びしゅう |
安芸国 | あき | (広島西) | 芸州 げいしゅう | |
周防国 | すおう | (山口南) | 防州 ぼうしゅう (周州)(しゅうしゅう) | 周芳国 |
長門国 | ながと | (山口北) | 長州 ちょうしゅう | 穴戸国 |
|
南海道
なんかいどう
|
(畿内から南の海道の紀伊・淡路をへて四国へ)
|
紀伊国 | きい | (和歌山) | 紀州 きしゅう | 木国 (紀国) |
淡路国 | あわじ | (兵庫) | 淡州 たんしゅう | 淡路島 |
阿波国 | あわ | (徳島) | 阿州 あしゅう | 粟国 |
讃岐国 | さぬき | (香川) | 讃州 さんしゅう | |
伊予国 | いよ | (愛媛) | 予州 よしゅう | |
土佐国 | とさ | (高知) | 土州 どしゅう | |
|
西海道
さいかいどう
|
(畿内から西の海道の九州全域)
|
筑前国 | ちくぜん | (福岡) | 筑州 ちくしゅう | 筑紫国 |
筑後国 | ちくご | (福岡南) | 筑州 ちくしゅう |
豊前国 | ぶぜん | (福岡東) | 豊州 ほうしゅう | 豊国 |
豊後国 | ぶんご | (大分) | 豊州 ほうしゅう |
肥前国 | ひぜん | (佐賀/長崎) | 肥州 ひしゅう | 火国 肥国 |
肥後国 | ひご | (熊本) | 肥州 ひしゅう |
日向国 | ひゅうが | (宮崎) | 日州 にっしゅう (向州)(こうしゅう) | 日向国 -->薩摩国 -->大隅国 |
薩摩国 | さつま | (鹿児島) | 薩州 さっしゅう |
大隅国 | おおすみ | (鹿児島) | 隅州 ぐうしゅう |
壱岐国 | いき | (長崎) | 壱州 いしゅう | 壱岐島 |
対馬国 | つしま | (長崎) | 対州 たいしゅう | 対馬 |
多禰国 | たね | (鹿児島) |
| |
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明治以降の五畿八道の国(都道府県制までの期間)
|
畿・道 |
国名 |
よみ |
都道府県 |
州名 |
江戸時代の国名 |
北海道
ほっかいどう
|
(畿内から北の海道の北海道全域)
(明治以降に新設で五畿八道となった。)
|
渡島国 | おしま | (北海道) | 渡州 | (蝦夷地) |
後志国 | しりべし | 後州 |
胆振国 | いぶり | 胆州 |
日高国 | ひだか | 日州(高州) |
石狩国 | いしかり | 石州 |
天塩国 | てしお | 天州 |
北見国 | きたみ | 北州 |
十勝国 | とかち | 十州 |
釧路国 | くしろ | 釧州 |
根室国 | ねむろ | 根州 |
千島国 | ちしま | 千州 |
|
東山道
(追加分)
|
(明治以降の追加国)
|
陸前国 | りくぜん | (宮城他) | 陸州 りくしゅう | 陸奥国 |
陸中国 | りくちゅう | (岩手) | 陸州 りくしゅう |
岩代国 | いわしろ | (福島西) | 岩州< がんしゅう |
磐城国 | いわき | (福島東) | 磐州 ばんしゅう |
羽前国 | うぜん | (ほぼ山形) | 羽州 うしゅう | 出羽国 |
羽後国 | うご | (ほぼ秋田) | 羽州 うしゅう |
|
五障 (ごしょう)
|
修行の妨げとなる五つの障害。
煩悩障
| (ぼんのうしよう)
| 煩悩のさわり
|
|
業障
| (ごつしよう)
| 悪業のさわり
|
|
生障
| (しようしよう)
| 前業によって悪環境に生まれたさわり
|
|
法障
| (ほつしよう)
| 前生の縁によって善き師にあえず,仏法を聞きえないさわり
|
|
所知障
| (しょちしょう)
| 正法を聞いても修行ができないさわり
|
|
|
女人五障 (ごしょう)
|
女性が持つとされた五つの障害で、女性は以下になることができない。
梵天王
| (ぼんてんおう)
|
|
|
帝釈天
| (やいしゃくてん)
|
|
|
魔王
| (まおう)
|
|
|
転輪聖王
| (てんりんじょうおう)
|
|
|
仏陀
| (ぶつだ)
|
|
|
|
五智如来 (ごちにょらい)
|
大日如来を中心とした5如来
大日如来
| (だいにちにょらい)
| 中心
|
|
阿閦如来
| (あしゅくにょらい)
| 東方
|
|
宝生如来
| (ほうしょうにょらい)
| 南方
|
|
阿弥陀如来
| (あみだにょらい)
| 西方
|
|
不空成就如来
| (ふくうじょうじゅにょらい)
| 北方
|
|
|
五逆 (ごぎゃく) |
「五逆」は五逆罪の略で、地獄に落とされる以下の五つの重罪のこと。
母親殺し
|
|
|
|
父親殺し
|
|
|
|
聖人殺し
|
|
|
|
仏を傷つけて出血させる
|
|
|
|
教団を破壊する
|
|
|
|
|
五濁 (ごじょく)
|
世の中のけがれゆくさまを5つの濁で分類。
劫濁
| (こうじょく)
| 飢饉や疫病、戦争などの社会悪が増大すること。
|
|
見濁
| (けんじょく)
| 思想の乱れ、邪悪な思想はびこること
|
|
煩悩濁
| (ぼんのうじょく)
| 貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)等の煩悩が盛んになること
|
|
衆生濁
| (しゅじょうじょく)
| 衆生の資質が低下すること
|
|
命濁
| (みょうじょく)
| 衆生の寿命が次第に短くなること
|
|
|
五大明王 (ごだいみょうおう)
|
不動明王を中心として四方に配され,魔を降伏させる5明王。「五大力尊」「五力明王」とも呼ぶ。
不動明王
|
(ふどう みょうおう)
|
| 中央
|
大威徳明王
|
(だいいとく みょうおう)
|
| 西方
|
軍荼利明王
|
(ぐんだり みょうおう)
|
| 南方
|
降三世明王
|
(ごうざんぜ みょうおう)
|
| 東方
|
金剛夜叉明王
|
(こんごうやしゃ みょうおう)
|
| 北方
|
|
五仏(ごぶつ)
|
真言密教の曼荼羅で、中央仏である大日如来とその四方にいる四仏を五仏と呼ぶ。
金剛界
|
大日如来
| (だいにちにょらい) |
阿閦如来
| (あしゅくにょらい) |
宝生如来
| (ほうしょうにょらい) |
阿弥陀如来
| (あみだにょらい) |
不空成就如来
| (ふくうじょうじゅにょらい) |
胎蔵界
|
大日如来
| (だいにちにょらい) |
宝幢如来
| (ほうどうにょらい) |
開敷華王如来
| (かいふけおうにょらい) |
阿弥陀如来
| (あみだにょらい) |
天鼓雷音如来
| (てんくらいおんにょらい) |
|
六観音 (ろくかんのん)
|
本サイトの仏様の種類頁の
六観音
をご参照下さい。
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六道 (ろくどう、りくどう)
|
衆生がその業の結果として輪廻転生する6種の世界。
六道のそれぞれに衆生を済度する観音様がきめられている。(六観音)
天道
| (てんどう)
| 六道の中では楽しみが多いが苦しみもある世界
| 三善道
| 五道
| :如意輪観音
|
人間道
| (にんげんどう)
| 苦しみも楽しみもある私たちの生きている世界
| 三善道
| 五道
| :准胝観音
|
修羅道
| (しゅらどう)
| 闘争の激しい世界
| 三善道
|
| :十一面観音
|
畜生道
| (ちくしょうどう)
| 動物や鳥、昆虫の世界
| 三悪道
| 五道
| :馬頭観音
|
餓鬼道
| (がきどう)
| 飢えと渇きでガリガリにやせ細る世界
| 三悪道
| 五道
| :千手観音
|
地獄道
| (じごくどう)
| 最も苦しみの激しい世界
| 三悪道
| 五道
| :聖観音
|
(天台宗の人間道は不空羂索観音です。)
|
六波羅蜜 (ろくはらみつ)
|
六波羅蜜とは涅槃の彼岸に達するために菩薩が行う六種の修行。六度万行。
波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ること。
布施(ふせ)
| :親切
| <反意> 慳貪(けんどん)
|
持戒(じかい)
| :言行一致
| <反意> 破戒(はかい)
|
忍辱(にんにく)
| :忍耐
| <反意> 瞋恚(しんに)
|
精進(しょうじん)
| :努力
| <反意> 懈怠(けたい)
|
禅定(ぜんじょう)
| :反省
| <反意> 散乱(さんらん)
|
智慧(ちえ) | :修養
| <反意> 愚痴(ぐち)
|
|
七観音 (ひちかんのん)
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七観音
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七道 (ひちどう)
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過去七仏 (かこしちぶつ)
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釈迦仏までに登場した7人の仏陀(悟りを開いた人)の意味。古い順から.
毘婆尸仏
| (びばしぶつ)
|
|
|
尸棄仏
| (しきぶつ)
|
|
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毘舎浮仏
| (びしゃふぶつ)
|
|
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拘留孫仏
| (くるそんぶつ)
|
|
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倶那含牟尼仏
| (くなごんむに)
|
|
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迦葉仏
| (かしょうぶつ)
|
|
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釈迦牟尼仏
| (しゃかむにぶつ)
|
|
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八大観音 (はちだいかんのん)
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本サイトの仏様の種類頁の
八大観音
をご参照下さい。
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八大地獄 (はちだいじごく)
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地獄の8つの形相。 等活地獄・黒縄地獄・衆合地獄・叫喚地獄・大叫喚地獄・焦熱地獄・大焦熱地獄・無間地獄の八つの地獄をいう。
等活地獄
(とうかつじごく)
| 地獄の中でも最も処罰が軽い地獄。生前に(蚊や蟻などの虫も含む)命あるものを殺した悪人が落ちる地獄。
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黒縄地獄
(こくじょうじごく)
| 生前に殺生をし、盗みを働いた者が落ちる地獄。
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衆合地獄
(しゅごうじごく)
| 殺生、窃盗に加え、淫行をした者が落ちる地獄。
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叫喚地獄
(きょうかんじごく)
| 殺生、窃盗、淫行に加え、酒にまつわる悪事を働いた者が落ちる地獄。
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大叫喚地獄
(だいきょうかんじごく)
| 他人に嘘をついて悪事を働いた者が落ちる地獄。
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焦熱地獄
(しょうねつじごく)
| これまでの罪に加え、仏教の教えに背く考えや行いをした者が落ちる地獄。
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大焦熱地獄
(だいしょうねつじごく)
| これまでの罪に加えて尼や幼児に乱暴を働いた悪人が落ちる地獄。
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無間地獄
(むけんじごく)
| 地獄の中でも最下層。悪人の中でも父母や聖職者を殺害した極悪人が落ちる地獄。
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(参考:
このサイトと
このサイト
に「八大地獄」が詳しく説明されていました。)
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八苦 (はっく)
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人間の八つの苦しみ。
生
| (せい)
| 生きていること自体に苦痛が伴う。
| 四苦
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老
| (ろう)
| 老いていくこと。全てが衰退してゆく。
| 四苦
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病
| (びょう)
| 様々な病気があり、痛みや苦しみに悩まされる。
| 四苦
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死
| (し)
| 死ぬことへの恐怖、その先の不安。
| 四苦
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愛別離苦
| (あいべつりく)
| 愛する者と別離すること。
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怨憎会苦
| (おんぞうえく)
| 怨み憎んでいる者に会うこと。
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求不得苦
| (ぐふとくく)
| 求める物が得られないこと。
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五蘊盛苦
| (ごうんじょうく)
| 人間の肉体と精神が思うがままにならないこと。
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九品 (くぼん)
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仏教で物質や人の性質を3×3での9種の等級で分類したもの。
上上 |
上中 |
上下 |
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中上 |
中中 |
中下 |
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下上 |
下中 |
下下 |
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十方 (じっぽう)
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東・西・南・北の四方、北東・南東・南西・北西の四隅と上・下の方角。あらゆる方面。
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十悪 (じゅうあく) |
「十悪」は「十善戒」で戒めていること。
殺し |
盗み |
不純な異性関係 |
嘘 |
戯れ言 |
乱暴な言葉 |
陰口 |
貪欲 |
怒りや憎しみ |
誤った見解 |
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十善戒
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不殺生
| (ふせっしょう)
| 生き物を殺さない
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不偸盗
| (ふちゅうとう)
| 盗まない
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不邪淫
| (ふじゃいん)
| 邪淫しない
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不妄語。
| (ふもうご)
| 嘘をつかない
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不綺語
| (ふきご)
| お世辞をいわない
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不悪口
| (ふあっく)
| 悪口をいわない
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不両舌
| (ふりょうぜつ)
| 二枚舌をつかわない
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不慳貪
| (ふけんどん)
| 欲張らない
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不瞋恚
| (ふしんに)
| 怒らない
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不邪見
| (ふじゃけん)
| 不正な考えをしない
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十念 (じゅうねん)
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以下の10種類を行う修行法のこと。浄土教では南無阿弥陀仏を十回称える作法。
念仏
| (ねんぶつ)
| 仏になりたい
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念法
| (ねんぽう)
| 法を説きたい
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念僧
| (ねんそう)
| 僧になりたい
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念戒
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(ねんかい)
| 戒を保ちたい
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念施
| (ねんせ)
| 施しをしたい
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念天
| (ねんてん)
| 天に生じたい
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念休息
| (ねんぐそく)
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念安般
| (ねんあんぱん)
| 呼吸の出入
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念身非常
| (ねんみひじょう)
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念死
| (ねんし)
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十二神 (じゅうにしん)
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仏教の信仰・造像の対象である天部の神々。
薬師如来の分身といわれる 以下の十二の大将。
(大将名)
| (よみ)
| (本来の姿)
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宮毘羅
| (くびら)
| 弥勒菩薩
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伐折羅
| (ばさら)
| 勢至菩薩
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迷企羅
| (めきら)
| 阿弥陀如来
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安底羅
| (あんちら)
| 観音菩薩
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頞儞羅
| (あにら)
| 如意輪観音
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珊底羅
| (さんちら)
| 虚空蔵菩薩
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因達羅
| (いんだら)
| 地蔵菩薩
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波夷羅
| (はいら)
| 文殊菩薩
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摩虎羅
| (まこら)
| 大威徳明王
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真達羅
| (しんだら)
| 普賢菩薩
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招杜羅
| (しょうとら)
| 大日如来
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毘羯羅
| (びから)
| 釈迦如来
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十三仏 (じゅうさんぶつ)
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亡くなった人を浄土に導く13人の仏様。
初七日から33回忌まで、それぞれに担当が決まっています。
初七日
| (しょなのか)
| 不動明王
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二七日
| (ふたなのか)
| 釈迦如来
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三七日
| (みなのか)
| 文殊菩薩
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四七日
| (ししちにち)
| 普賢菩薩
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五七日
| (ごしちにち)
| 地蔵菩薩
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六七日
| (ろくしちにち)
| 弥勒菩薩
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四十九日
| (しじゅうくにち)
| 薬師如来
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百ケ日
| (ひゃっかにち)
| 観世音菩薩
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一周忌
| (いっしゅうき)
| 勢至菩薩
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三回忌
| (さんかいき)
| 阿弥陀如来
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七回忌
| (ななかいき)
| 阿閃如来
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十三回忌
| (じゅうさんかいき)
| 大日如来
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三十三回忌
| (さんじゅうさんかいき)
| 虚空蔵菩薩
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十五尊観音
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本サイトの仏様の種類頁の
十五尊観音
をご参照下さい。
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三十三観音
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(観音菩薩は人々の救済のため相手に応じて33種類に姿を変えると言われています。)
本サイトの仏様の種類頁の
三十三観音
をご参照下さい。
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三十三観音の名称
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本サイトの仏様の種類頁の
三十三観音の名称
をご参照下さい。
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三十三身の種類
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本サイトの仏様の種類頁の
三十三身の種類
をご参照下さい。
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令制国 (りょうせいこく) (律令国:りつりょうこく)
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本サイト
五畿七道の国(令制国、律令国)
をご参照下さい。
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